彦根異業種交流研究会(南大介会長)は、去る6月15日に彦根商工会議所にて6月例会を開催致しました。
前谷副会長の司会により開会し、初めてご参加いただいた㈲アースリー土質研究所 土田哲也社長から自己紹介の後、南会長の挨拶にて、例会を開催しました。

司会の前谷副会長、土田アースリー土質研究所社長、南会長の挨拶

京セラ大木副部長
第1部は、「すべてのモノが「つながる」新たな未来へ~IoTネットワーク「Sigfox」~」と題して、京セラコミュニケーションシステム(株) LPWAソリューション事業部 大木 浩副事業部長より、身近なところでも使われているIoT技術のことから省電力で低コストの無線通信システムまでご説明いただきました。高級バッグや自転車盗難の追跡にも利用できるほか、傾斜のきついのり面や橋梁などの異常測定などにも活用されています。今後のビジネスにも直結できる内容でありました。

滋賀県小川課長
第2部は、「滋賀県におけるIoTの取り組みについて」と題して、滋賀県商工観光労働部モノづくり振興課 小川栄司課長より、滋賀県IoT推進ラボの活動や支援策について説明いただきました。
第3部交流サロンは、翠翔本店へ場所を移し、嶽釜例会幹事の司会により開会し、小松アドバイザーの乾杯により、次世代メンバーや講師も交えて賑やかな宴となりました。
最後に森田副会長の中締めによりお開きとなりました。

例会のようす









島精機製作所はニット縫製機械の世界のトップブランドで、特にホールガーメントという機械は、3Dのデータを入力すると、全自動で立体縫製して後加工無しで製品に仕上がるという、生産に人出が掛からないので、欧州のデザイナーブランドの生産に多く使われているとのこと。
最後に、創業者である島正博会長から、「中学の時から特許を取るなど発明家で、島精機の前身は、軍手の縫製機械の修理からはじまり、縫製機械を自動化にする為に、会社を設立した」とお話されました。手袋の形から、服も縫い目の無い製品が作れないかとの発想からホールガーメントという製品ができたとの事。会長は、give and give の精神で、仕事をしているとの事で、まずは、お客さんの困り事をなくすことで、信頼につながり今があるとの事でした。また、愛、創造、氣、という言葉を大事にされているとのこと。
中野BCは、元々は、醤油の製造をしていたが、発酵技術を生かして日本酒の製造を始め、和歌山特産の梅を活用して、梅酒の製造も始め現在では、梅肉エキスを利用した健康食品も多数開発されている。


・顕著な普遍的価値を見出すことが重要とのこと。本物であることなど。