6月20日に6月度例会として、摂南大学 特任助教 渡邉 健太氏、道の駅せせらぎの里こうら 金織昭人駅長、甲良町にてスマート農業に実践的に取り組まれている伊藤農園の伊藤昌治氏に登壇いただき、「スマート農業の現状と可能性」と題し、講演会を実施しました。
農業従事者の減少が進むなか、先端技術を活用したスマート農業は持続可能な農業の有効な手段として注目されており、本例会ではその概要から実践事例までを幅広く学びました。
特に、伊藤農園における収穫ロボットの活用や、ハウス内環境に応じた自動灌水システム、さらには光合成量や蒸散量を測定し作物の状態を把握する新技術など、滋賀県の事例についても幅広く紹介されました。
地元滋賀での先進的な取り組みに触れる中で、農業と工学、ものづくりなど異業種連携による新たな地域農業活性化の可能性を感じる機会となりました。