2019年度6月度例会「バーチャルマネキン(プロジェクターと人型投影板が一体化)とVtuber」を開催

 6月19日一休庵様において、6月度例会「バーチャルマネキン(プロジェクターと人型投影板が一体化)とVtuber」を開催しました。

杉本会長の挨拶

 林副会長の司会により開会し、杉本会長の挨拶後、例会を開催しました。

 その後、講師 (有)田中印刷所 代表取締役 田中 由一氏より「バーチャルマネキンとVtuber」について講演を頂きました。

 等身大バーチャルマネキンは、立体のスクリーンに後ろからプロジェクターに投影
をしており、このやり方は世界でも田中印刷所だけで、2年前までカシオさんがやっておられたが止められたそうです。

(有)田中印刷所 田中社長の講演

 (有)田中印刷所の業務内容

・「足止め効果」としてVirtual Mannequin Cubic Screen

・「止まった人に説明する方法」として3DCG動画 Web3D AR(拡張現実)印刷物(カタログ、パンフレット、名刺)Vtuber

・「足止め」や「止まった人」に説明する方法を効果的に考えた展示会ブースの製作及びプロデュース

・3D動画、Web3D,3Dバース企画、製作

・「AI」(人工知能)「Vtuber」の取組

○何故、印刷からデジタルサイネージなのか?
 
 ・数十年前、中小企業が販売促進をするためのツールといえば圧倒的にチラシ、パ
ンフレット、ポスター等の紙メディア。

 ・パソコン、インターネット、電子メール、携帯電話等が普及していき販売促進
ツールは多様化していった。

 ・販売促進ツールが多用化し選択技が増える中で、費用対効果の高いツールを顧客
は求めるようになった。

 ・販売物が紙メディアしかなかった時代は販促費のほとんどの予算を印刷物に費や
せたが、違うメディアの選択肢が入ることで、印刷予算は縮小されていった。

 ・顧客の最小の費用で、最大の販売ができる販売促進ツールを求めている。印刷で
それを実現できるか怪しくなってきた。

○足を止めるデジタルサイネージ

 ・クロード、シャノンは「情報は興味を持つ者しか伝わらない」と言っています。

 ・コンピュータ工学の偉大なる人物ですが、コミュ二ケーションにおいてその重要
性を一言で言い切っています。人に行動をお越させるような情報を伝えるには、人
に感心をもたせなければならない。つまり説得の要素、気づきのきっかけを与えな
ければならないと説いています。

 ・その点リアブロジェクションシステムのCGバーチャルマネキンは人型に切ったアクリル板にキャラクター、CG動画を投影するための浮遊感や、映像は四角四面のモニター画面で観るものと言う概念からハズれているので「あれ、何だろう?」という疑問とバーチャルの世界のキャラクターが想定外で動いているので、思わず立ち止ってしまうのです。

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